コーンのハヌマーン仮面は、タイの王室舞踊劇『ラーマキエン』で用いられる、漆塗りと金箔で仕上げた頭飾りです。白い猿の戦士ハヌマーンは、精緻な緑とピンクで彩られた真珠のように白い顔、頭上にそびえる段重ねの金の冠チャダー、宝石をあしらった牙をむく口でひと目に知られています。これらはすべて、宮廷の仮面職人チャン・フア・コーンが漆の盛り上げ技法で仕立てたものです。
このデザインシステムは、その図像をデジタルに演出します。深い漆のような背景から、真珠白の面と金の装飾が照らされた主役として浮かび上がり、鮮やかな緑、ピンク、深紅が抑制の効いた意図的なアクセントとして配されています。