Iridescent Scarab Drawer は、ガラス面の昆虫学標本トレーをデザインシステムへと凝縮します。黒い標本固定用フォームに、ピンで留めた Chrysina の宝石甲虫が列をなし、その一匹一匹の下には小さく整然と組まれた識別番号ラベルがあります。およそ70層のキチン質によって構造色を生み出す甲虫は、鮮やかなメタリックグリーンをきらめかせ、その中にはゴールド、銅赤、鏡面シルバーも含まれます。
これは暗く、規律あるシステムです。黒いフォームを地に、宝石のようなメタリックカラーをアクセントに据え、印刷された標本ラベルに呼応する、端正なグロテスク体を合わせています。秩序、鏡面のハイライト、そして博物館の標本キャビネットのグリッドが、その文法です。