1919年、技師で宝石学者でもあった Marcel Tolkowsky は『Diamond Design』を出版し、光学の第一原理からラウンドブリリアントカットを導き出しました。クラウンとパビリオンの角度を調整し、光を内部に捉えて反射させる設計です。その図版は白地に細い黒線で描かれ、クラウンとパビリオンの断面、屈折と全反射の光路、点線の作図法線が示されていました。
このシステムは、その工学図面を設計図としてよみがえらせます。暗い青緑の地に明るいシアンの線を反転させ、塗りを使わず線だけで構成しています。34.5°と40.75°の角度表記、58面の幾何学、寸法値が、きらめく写真表現ではなく、青写真による技術図版のように映ります。