ポルトガルのコルクは、採取した素材そのものに語らせる表現です。コルク板の温かく淡い斑点のある黄褐色を、コルク樫の板がもつ暗く焦げた茶色の外皮へ対置し、システム全体をその対照に委ねます。装飾より質感、光沢よりつや消しを選びます。
現代の持続可能な素材を重んじる潮流から生まれ、清潔で、人間味があり、触れられそうに見えます。幾何学的で人間味のあるサンセリフが文字を担い、豊かな余白が内容を囲み、樫の樹冠から取ったオリーブグリーンを一点だけ差して、土色のパレットを誠実に保ちます。声高なものはなく、すべてが地に足をつけています。