1959年の Cadillac は、米国のテールフィンが達した絶頂です。空へ伸びる後部の翼、赤い先端をもつ二連弾丸形ロケット尾灯、ジェット時代のパステルで塗った車体を覆う広大なクローム。このシステムは、その自信をデザイン言語へ移します。淡いアクアターコイズの面と Wood Rose のピンクを二色で組み、生成りや白にはしません。
すべてが原子力時代の華やかさを受け入れます。Monoton のクローム風ディスプレイ書体、本文の幾何学的なジェット時代のサンセリフ、装飾ではなく構造上の差し色として扱う輝く金属縁。鏡面まで磨き上げた、戦後の販売店の楽観です。