1757年、印刷業者で活字鋳造家でもあった John Baskerville は、Birmingham の工房から四折判の Virgil を刊行しました。書体は、パンチカッターの John Handy が彼の設計に基づいて彫刻したものです。その書体は、旧様式とモダン体の間を分けました。鋭く細まるセリフ、ほぼ垂直の軸、そして当時としては驚くほど強い線の太さの対比を備えていたのです。Baskerville は James Whatman の新しい織り模様のない紙を熱した銅板で一枚ずつ圧して光沢を与え、簀の目紙の温かなクリーム色ではなく、なめらかでかすかに灰色を帯びた艶に仕上げました。 その艶を帯びた灰褐色の地合いこそが、アイボリーではなく、このシステムが取り戻す本物の紙面です。広い余白、中央に据えたタイトルページ、きらめくディスプレイ書体が、啓蒙時代の上質な印刷が持つ静かな権威を、現代的なエディトリアルの表現へと運びます。