Lung ta――「風の馬」――の祈祷旗は、ヒマラヤの峠や橋、屋根を横切って張られるチベット仏教の旗飾りです。木版で印刷された5枚の綿布は、青、白、赤、緑、黄という決まった順序を繰り返し、それぞれが空、風、火、水、土の要素を表します。綿布がほつれ、色を失っていくあいだ、風が刷られた祈りを外へと運びます。
このシステムは、深いヒマラヤの板岩色を背景にこれらの旗を描き、5つの鮮やかな色が山と空を背に旗飾りのように際立ちます。風化した綿布、木版の墨、横に連なる旗のリズムが、あらゆる表面を形づくります。