Philippine Adobe Tuff は、泥レンガではなく火山性凝灰岩と珊瑚石で築かれた、Paoay と San Agustin Manila のスペイン植民地時代の教会を表現しています。配色は、年月を経て落ち着きを帯びた中明度の淡い石灰色のみで構成され、多孔質でくぼみのある石材を、切り出したばかりではなく風化した姿のまま捉えています。
巨大な傾斜扶壁、厚い耐力壁、石灰・珊瑚・糖蜜を用いたモルタルの目地、浅浮彫りのバロック様式の渦巻き装飾が、その幾何学を形づくります。碑文を思わせるバロック様式のセリフ体大文字が、あらゆる表面に植民地時代の文字文化を受け継ぎます。