Victorian 時代の昆虫標本棚を、デザイン言語として表現します。ピンで留めたタマムシが列をなし、その構造色の緑が黒に近いベルベットの地を焦がすように輝き、ガラスを載せた浅いマホガニーの引き出しへ封じられています。真鍮のピンがきらめき、手書きの紙ラベルには、色あせた彫版文字で分類名を記します。
特徴は虹色の光沢です。上翅は光の角度に応じ、深い森の緑からエメラルド、さらに明るい構造色のハイライトまで移ろいます。それ以外はすべて後退します。黒い地、温かなマホガニーの枠、小さなクリーム色のラベルが控え、甲虫自身が語ります。