2019年の ufotable アニメから引き出したデザインシステムです。大正時代の日本を、墨を思わせる松のように深い黒の地、松緑の市松模様、そして燃え上がる北斎の版画のようにうねる水で描きます。構造を支えるモチーフは、あの緑と黒の市松羽織です。硬質な正方形のグリッドは、衣装、文様、構造を同時に担います。その上で、青緑の水の呼吸の紋章が渦を巻き、花札の耳飾りは赤と白を垂らし、善逸の金色の雷が闇を裂きます。平面的で装飾的な織物の規律と、デジタル作画におけるネオンの開花が出会い、抑制された文様のあとに、鮮烈で彩度の高い一閃が走ります。すべてはほとんど黒に近い場所に置かれ、色彩は壁紙ではなく、エフェクト作画のように現れます。