ビアンコ・カッラーラは、カッラーラを見下ろすアプアネ・アルプスで採掘される、冷たい灰白色の彫刻用大理石です。Michelangelo が『David』と『Pietà』のために選んだ石でもあります。表面は落ち着いて磨かれた石の白で、チョークや生成りではなく、かすかに灰色を帯びます。柔らかな灰から青灰へ移る、羽毛のように細い脈が漂います。
デザイン表現としては彫刻的で古典的です。大理石の白が地となり、脈が署名となり、見出しは石へ刻んだようなローマ碑文体の大文字で立ちます。影は柔らかく彫り込まれ、比率は左右対称。声高なものはなく、抑制と石そのものに上質さが宿ります。