Bodoniは、Giambattista Bodoniが1798年頃にParmaで制作した書体で、没後の1818年に刊行されたManuale Tipograficoによって定型化されました。極端な太細のコントラスト、ブラケットのない平らな極細セリフ、厳密に垂直な字軸を備えた、Didoneを代表する書体です。冷静で合理的、そして峻厳なこの書体は、オールドスタイルのカリグラフィックなセリフと決別し、啓蒙時代の印刷を象徴する記念碑となりました。そのいまも生き続ける姿は、高級ファッション誌の題字です。純黒の上に極細の白いBodoniを反転配置した、VogueとHarper's Bazaarの顔です。このデザインシステムでは、いまやBodoniが定義する黒い表紙の地として書体を表現します。大きく反転したロゴタイプ、字間を大きく広げた小さな表紙見出し、一本だけの金色の極細線、そして贅沢として扱われる余白で構成します。