1928年、John Flynn 牧師が大陸の半分にも及ぶ地域へ医療を届けようと始めた活動から、Royal Flying Doctor Service は生まれました。単発複葉機と、Alf Traeger が開発した足踏み発電式の無線機を組み合わせたのです。1950年代までには、どの牧場にも波板鉄板の小屋に Traeger 無線機が置かれ、灯油ランプの明かりでベークライトのつまみが温かく照らされていました。このデザインシステムが映すのは、夜明けの通信指令小屋です。オーストラリア空軍の格納庫を思わせる緑、ステンシルの赤い標識、タイプライターで打った記録、合板の壁に留めた回路図。実用的で読みやすく、ひと目でオーストラリアと分かる表情です。